ネットで全てが完了する便利な国

全てが電話とネットで完了するのは便利なもので、人口の少ないニュージーランドではできるだけコストを掛けずにそれでいて、新しい物好きと言うお国柄か、ネットバンキングなどシステムがとても進んでいます。

店頭に出向き、対面で印鑑や本人確認の書類が、規則どおり紙で揃っていないとなにも進まない日本とは大きく変わります。

海外からの銀行口座認証は携帯で。

日本にて、現地口座への問い合わせや変更事項がある場合は、カスタマーサービスに英語で電話が必要になります。

ニュージーランドではオンラインバンキングは当たり前でとても一般的に使われています。先日から二つのメイン口座がANZ 銀行にあり、そのネットバングの口座の動きを日本から管理していますが、なぜかセキュリティー更新のためいかなる額の振込でもネット上でセキュリティコードの入力が必要になりました。

そのコードは登録している携帯番号にテキストで、振込を行う都度、自動送信されてくるのですが実は海外にいることを登録していなかったので、日本国内の携帯では受け取れません。困ったんですがそこに、海外でいる方は電話してね という文言があり、スカイプで電話をしてみました。

オペレータにつながり、振込をしたいんだけど海外にいる旨を伝えると

お客様番号(ログインする番号)

フルネームを伝え、

音声ガイダンスに沿って電話用の暗証番号を携帯画面で入力

口頭で日本国内にいることと、手元にある携帯番号

を伝えると

「コードを送ったよ。なんて書いてある?」

というお言葉。

携帯を眺めると確かに「30457」ってテキストメッセージ着信あり!

それを伝えると、「はい。確認完了。これからはこの携帯に送るね。ニュージーに来たら再度設定し直してね。他になんかある?」

「特にありません、、。」

「ok, good evening! bye!」

であります。

これで終わり。

再度ログインすると手元にある携帯にコードがメッセージで送られてきましたので

無事に振り込み完了。国際テキスト送信料は加算されるのかは不明。

これがニュージーランド(やその他の海外?)の銀行です。

電話一本です。個人が判明出来ればそれでよし。判子や訪問の必要はありません。

簡単明瞭。この簡単で素早いオンラインシステムは日本でも導入するべきですね。

※逆に暗証番号や会社のカスタマー番号は絶対に保管すること。実際の口座残高やパスワードを

保管すること。

※英語でのやり取りは少し難しいので、サポートが必要場合は代行も可能です。

※日本では無くした銀行キャッシュカードやクレジットカードの再発行には銀行に電話して一度身分証明が送付され、それに返送するので3週間ほどかかりました。

余談:ちなみに先日オークランドの私書箱宛に他人名義の会社のクレジットカードが送られてきた。きっと申し込み用紙に記入した番号を間違えたんだろう。。

かわいそうなんで国際電話してその旨をお伝えしたら、「じゃあ、抹消したからそのカード捨てといてね。他に何かある?」で終わり。おいおいクレジットカードの送付先は確認しておけよ。正直な私で良かったね。

こういうときもありがとうや、ごめんなさいというお言葉は決して銀行から聞くことが無くてもびっくりしないように。これがニュージーランドでございます。慣れましょう。

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